北海道の大自然をパノラマで楽しめるラグジュアリーホテル〈雪ニセコ〉。
近年、日本有数のリゾート地として名高い北海道・ニセコ。中でもラグジュアリーなホテルが集まるヒラフエリアに、また一つデザインにこだわったホテルが開業した。
〈雪(せつ)ニセコ〉は、シンガポールの大手ラグジュアリーデベロッパーがニセコに初進出したコンドミニアムスタイルのホテル。デザインを担当したのは、世界の建築家Top100にも選ばれ「シンガポールの現代モダニズムの第一人者」と呼ばれるモク ウェイウェイだ。
モク ウェイウェイは〈雪ニセコ〉について、「ニセコで見られる通常の建築から根本的に逸脱したスタイルをとっている」と話す。敷地を囲うように建物を配置して中央には空を望む開放的な中庭をつくるという、この地域では珍しいスタイルの設計だ。そのため、外側の窓からは羊蹄山やアンヌプリなどの北海道の雄大な自然が、内側からは季節ごとに美しく姿を変えるよう手入れされた中庭が見えるなど、視界いっぱいに景色を堪能できるようになった。建物は4つのブロックに分割され各ブロックが専用のエレベーターを持つことで、独立性が守られるのも魅力だ。
部屋は40平方メートルのスタジオから489平方メートルの5ベッドルームのペントハウスまで、開放感とプライベート感があるアパートメントスタイル。広々としたスペースと和のデザインを随所に取り入れたどこか落ち着くデザインに加え、道具や食器が充実したキッチンがすべての部屋に備えられているので、長期滞在もストレスがない。
また、〈雪ニセコ〉には750平方メートルに及ぶウェルネスセンターがある。露天風呂と大浴場を中心に、4つの貸切温泉、サウナ、フィットネスセンター、ヨガスタジオ、スパを備える。温泉は疲労回復効果の高いミネラルを豊富に含んだ天然温泉で、ウインタースポーツやアクティビティで疲れた体を芯から温めてくれるはずだ。