『伊集院光ラジオ終了…上層部も抑えられなかった「現場の不満」』へのみんなの感想まとめ
伊集院本人が同番組の中で
「この春いっぱいで終了いたします」
と発表。昨年末から出ていた終了の噂を追認する形となった。
ラジオでもテレビでも番組はいつか終了するもので、別段驚くほどのことでもないのだが、ラジオの場合は10年以上も続いている長寿番組が多いなかで『らじおと』は7年目に突入する前に終了。そこには、昨年秋に噴き出した“パワハラ騒動”が原因ではないかと、注目が集まっている。
伊集院は番組が終了することについて、
「しゃべりたいことをしゃべろうとすれば、3時間でも4時間でも“どうして終わるんですか”っていう話はできるんですけれども、その時間がさすがにとれないのならば、あまりたくさんのことを言うと誤解を与えていくんじゃないか。ということでとりあえず、今日のところはこのご報告をしておこうかなと。
TBSラジオの上層部のほうからは”伊集院君、今日こういうふうなことを話したらどうですか”というご提案をいただきましたけれども、それに従っているともう、さすがにもはや、僕はラジオパーソナリティーではないっていうことになるので、そちらのほうはご遠慮させていただきますけれども」
と語った。また彼は同じTBSラジオの深夜帯に放送している『JUNK伊集院光 深夜の馬鹿力』のなかで、『らじおと』が終了することについて、
「このことに関して言ってないのは、それなりの理由はあるだろうっていう。もっと言えば、今やってるラジオを続けるためには言わない方がいいんだっていう…」
と、『~馬鹿力』を続けるためにも、詳細は言わない方がいいと判断したためだと説明した。彼は一度も“パワハラ騒動”については触れていない。
伊集院が言いたいことを言わなかったのは「残った番組を守るため:だと一部報道にはあったが、彼は番組終了に決して納得していない上に、TBS上層部に不満と不信感を抱いているということは何となく匂わせている。また彼のファンでもあるリスナーの多くは、伊集院とTBS上層部の確執を感じとったのではないだろうか。
彼の話を聞く限り、自分は続けたかったが局側の意向で終了せざるを得なかったかのようにも取れる。伊集院の所属事務所もTBSもパワハラに関しては否定していたが…。
「TBS上層部と確執があったように見られていますが、実際にはそれは逆で、一部上層部は伊集院さんを守ろうとしていました。実はパワハラともとれる行為に関してはかなり前からあったみたいで、現場スタッフから上層部に“なんとかしてくれ”と改善を願い出ていました。そのときも、上は動く様子がなかった…というのがスタッフ側の認識です。
伊集院さんはリスナーから人気もありますし、番組の数字(聴取率)も悪くない。さらに事務所との関係もありますからね。昨年、アシスタントの女性に対するパワハラが女性誌に報じられたことで、それこそスタッフから『ようやくこういう話が表に出た』と歓喜の声が上がりました。実際、この報道をうけてさすがに上も動かないわけにはいかなかったようです」(TBS関係者)
局の上層部としては、なんとか番組を続けていけるよう伊集院サイドとスタッフの関係を改善しようと試みたそうだが、スタッフ側の“もうこれ以上彼と一緒に仕事をしたくない”という意思が強く、スタッフ全員を入れ替えることは到底無理なことなので、終了という結果になったようだ。
リスナーは伊集院の口から番組終了の理由が明かされることを期待するが、さすがにこの状況では難しいだろうか…。FRIDAYデジタル