〈ブルーノート〉が手掛ける新たなダイニングが恵比寿に誕生。開放的な空間で、カジュアルにジャズを!
〈ブルーノート・ジャパン〉が恵比寿に新しいダイニング〈ブルーノート・プレイス〉をオープン。落ち着いた空間が広がる南青山のジャズクラブ〈ブルーノート東京〉とは趣を変え、テーブルチャージ(1,100円)のみでライブを楽しめるなど、親しみやすく価格も手頃な新業態だ。
元の風格ある赤煉瓦造の建物を生かしつつ、モダンな空間に生まれ変わらせたのはインテリアデザイナーの小坂竜を中心としたチーム。非日常感やラグジュアリーさを大切にしつつも、肩肘張らずに音楽との距離を縮められるよう内装を設計した。1階と2階、それぞれ別々のスペースとして独立していた空間を大胆に吹き抜けにして、開放的でモダンなスペースに。楽器の弦をモチーフにしたオリジナル照明など音楽を感じられる要素を散りばめた。
客席数は約200席。テーブル、ソファ、ラウンジ、バーなどシチュエーションや人数に応じて使えるのが特徴。1階のアリーナ席はステージとの距離が近く、臨場感あふれる音楽を楽しめる。また、吹き抜けによって、音の反響が広がり2階席まで音がダイレクトに届くように。ステージの真上にある2階のテーブル席からは演奏中のアーティストの手元が俯瞰で見られるなど、これまでとは違った音楽体験も。窓側にはゆったりとしたソファスペースもある。
料理は「モダンアメリカン」をテーマに、アメリカのフードカルチャーを感じられるメニューを提供する。11時半から15時までのランチタイムは生演奏がない代わりにテーブルチャージもなし。より気軽に入ることができる。
「大豆ミートと白菜のボール」はソイミートボールを白菜で包み、温かなスープと味わえるヴィーガン対応メニュー。エグゼクティブシェフの長澤宜久が考案した「特製カレー 豚バラのコンフィ」は爽やかなスパイスの香りとともに野菜の滋味、ジューシーな豚バラを味わうことができる。また、季節のフルーツを使ったパフェやタルトなどのデザートも。午後のカフェタイムを過ごすのもおすすめだ。