将棋の対局場を名古屋に新設 藤井五冠、地元で公式戦可能に 2022-03-16 日本将棋連盟は16日、名古屋市のトヨタ自動車オフィス内に公式戦を行う対局場を新設すると発表した。主に名人戦順位戦の対局の一部を行い、6月の開幕から使用する。順位戦最上位のA級に昇級した藤井聡太五冠(19)=竜王・王位・叡王・王将・棋聖、愛知県瀬戸市在住=は今後、地元で対戦が可能になった。 通常の公式戦は東京と大阪にある将棋会館で行っているが、対局数の増加により二つの会館だけでは手狭となっていた。名古屋駅に近い大型複合施設に入るトヨタ自動車名古屋オフィス内に、畳を入れて対局を実施。1日に最大7局が可能で、当面は3、4局を開催する予定。