ロレックスよりも「セイコー」のほうが魅力的! 独誌記者が日本の腕時計を絶賛する理由
高級時計が好きで、スイスの高級時計オメガに惚れ込み、スイスのジュラ山脈にあるその本社や工場まで訪れたこともあるフェリックス・ダッヘル記者が、日本のセイコーの時計に惚れ込んでしまったのだという。彼は、時計好きのカルチャー記者である同僚トビアスからセイコーの時計を見せられたことで興味を持った。
ダッヘル記者が時計好きの同僚トビアスとともに、さらに感嘆したのは、セイコーの高級ブランドである「グランド・セイコー」の時計だ。
販売店まで商品を見に行った二人がまず手にしたのは、エボリューション9コレクション スプリングドライブ「白樺」というモデルだ。「日本の時計職人はインスピレーションが湧くまで、自然の風景を見つめる」という話をそのまま信じてしまうと絶賛している。トビアスは時計を拡大鏡で覗き込みながら、その細かさと美しさに歓喜していたという。
次に手にしたのは、冬の大雪山系の深い雪にインスパイアされた「大雪」という時計と、日本の桜をイメージした時計「花筏」の2点だ。
二人ともその文字盤の美しさに圧倒されたようで、「エキサイティングで、見る者を魅了する」と高く評価している。