東京国立近代美術館が開館70周年、所蔵200点を展示する作品展開催
3階で開催される「70 周年をふりかえる 同時代の展望と収集」では、若手画家の登竜門となった安井賞展の初期の受賞作や、戦後海外で活躍するようになる作家たちに目を向けた「在外日本作家展」の作品など、これまで収集した約30点のアート作品を展示。同美術館が1950年代から1980年代にかけて、同じ時代の美術とどのように関わってきたかを紹介する。
小特集「ぽえむの言い分」では、藤川勇造の「詩人 M」やパウル・クレーの「花のテラス」など、詩に関係する約40点の作品を展示する。また、同美術館で6月7日から開催される「ゲルハルト・リヒター展」にあわせ、所蔵の全リヒター作品を紹介。「抽象絵画(赤)」「シルス・マリア」「STRIP (923-33)」「9つのオブジェ」の4作品が披露される。
観覧料は一般が500円、大学生が250円、高校生以下および65歳以上が無料で、20人以上の団体では割引が適用される。