『石原伸晃元議員の事務所がコロナ助成金60万円受給』へのユーザーの意見まとめ
小選挙区で敗れ、比例での復活も果たせなかった、石原伸晃氏。
先週、内閣官房参与として、岸田内閣にいわば“再就職”した。
石原内閣官房参与「まだ私も、十分に体力・能力ともにあると思っていますので」
落選後の起用が疑問視される中、新たな火種がくすぶっている。
石原氏の選挙区支部が、コロナ助成金を受け取っていたことがわかった。
石原氏が代表を務める、自民党東京都第八選挙区支部の収支報告書。
その他の収入の欄にあったのは、「雇用安定助成金」の文字。
金額は、あわせておよそ60万円になる。
新型コロナ対策として、従業員の雇用を守るために設けられた、「雇用調整助成金・緊急雇用安定助成金」。
このコロナ助成金を受け取るには、「新型コロナの影響で事業活動が縮小している」、「最近1カ月間の売上高などが、前の年の同じ月から5%以上減少している」などの条件を満たす必要がある。
厚生労働省によると、支給の対象外を設けていないため、政治団体も、条件を満たせば受け取ることができるという。
では、石原氏の選挙支部は、助成金が必要なほど困窮しているのか。
2020年の収入の総額は、およそ4,200万円。
一2019年と比べてみても、230万円ほど増加している。
地元有権者の目には、どう映るのか。
街の人「好ましいとは言いがたいですかね。お金の使い方は考えてほしいなと思います」、「ダメダメ、もらっちゃいけません。議員さんなんだからね」
なぜ、助成金を受給したのか。
取材に対し、石原氏の選挙支部は、「所管官庁に確認したうえで、必要な書類を添付し、適正に申請し審査いただいたものと承知している」と回答している。