『「お小遣い認めて国会だ」“文通費”見直し見送りか』へのみんなの感想まとめ
日本維新の会・吉村副代表:「これだけ文通費の問題が出て経費であることが明らかなのに、それを領収書をつける法案を審理しないということになれば、本当に、おかしな国会だと思います。これはもう『札束のお小遣いを今後も認めるかどうか国会』」
そんな臨時国会が6日から始まりました。所信表明に臨んだ岸田総理。
岸田総理大臣:「明治維新、戦後高度成長、日本は幾多の奇跡を実現してきました。『新しい資本主義』という数世代に一度の歴史的挑戦においても日本の底力を示そうではありませんか」
新型コロナ対策ではオミクロン株のリスクを念頭に置き、感染状況が落ち着いている今こそ、危機に備えるべきと強調。
岸田総理大臣:「『屋根を修理するなら、日が照っているうちに限る』米国第三十五代大統領、ジョン・F・ケネディの言葉です」
「3回目の接種をできる限り前倒しする」とし、コロナに対する「飲み薬」についても、方針を明らかにしました。
岸田総理大臣:「今後の切り札となる飲める治療薬は、年内の薬事承認を目指します」
今回の臨時国会で注目されるのは、国会議員に毎月100万円支給される「文書通信交通滞在費」いわゆる「文通費」の法改正です。
使い道の報告の義務がなく、非課税のうえ、返却義務もないこの「文通費」が、在職わずか一日でも全額支給されたことが問題となり、与野党は「日割り支給」の導入を目指すことで一致していましたが…。
自民党・茂木幹事長:「公開の問題だったり様々ありますけど、それ一日ではなかなか議論はまとまらない。臨時国会ではまとまらないと思いますね」
足並みを乱している一つの要素は、文通費の「使途の公開」。領収書の添付により使い道を明らかにすることに野党は前向きですが、与党は難色を示しています。
日本維新の会・吉村副代表:「我々は領収書出しているわけですけれど、今の制度はいらないわけです。その制度をこれからも維持しようということが…税金に群がるシロアリだと、そう思います」
進むのか、止まるのか。依然、不透明の文通費法改正は果たして、どうなるのでしょうか。テレビ朝日