和歌山の公立高校入試に5879人挑む 県立全日制0・88倍
県教委によると、県立高校全日制はスポーツ推薦を含めて5422人が受験。実質倍率は0・88倍で、現行の入試制度が導入された平成21年度以降では過去最低となった。
県立高校定時制は179人が受験し、実質倍率は0・36倍。和歌山市立高校全日制のスポーツ推薦を含めた受験者数は275人、実質倍率は1・06倍。定時制は3人が受験し、実質倍率は0・04倍。
県教委によると、県立高校では新型コロナウイルスの濃厚接触者となった5人が感染対策のため別室で受験した。市立高校の定時制では、試験監督官が自身の腕時計の遅れに気づかず、国語、社会、数学の3教科の開始時間が、それぞれ10分遅れた。
合格発表は17日の午前10時から各校で行われる。午前11時からは県教委の専用ホームページで受験生らが確認できる。
定員割れの学科などの追募集は24日に出願を受け付ける。再学力検査などは28日で、合格発表は30日。