囲碁、挑戦者の芝野が名人奪還 井山3連覇ならず、三冠に後退 2022-11-03 囲碁の第47期名人戦7番勝負の第7局は2、3の両日、甲府市で打たれ、挑戦者の芝野虎丸九段(22)が202手で井山裕太名人(33)に白番中押し勝ちし、4勝3敗で名人のタイトルを奪還した。井山前名人の3連覇はならず、本因坊、王座、碁聖の三冠に後退した。 芝野名人は3期ぶり2度目の名人獲得。 芝野名人は神奈川県出身で2014年、プロデビュー。19年、第44期に史上最年少の19歳11カ月で名人を初獲得した。斬新な発想と正確な読みが持ち味で、盤上で豪快な戦いを繰り広げる。