『スーパーの床で転倒、イズミヤに56万円賠償命令 清掃でぬれた床で男性けが』へのみんなの感想まとめ
【地図】イズミヤ長岡店のある京都府長岡京市
判決によると、自営業の男性(49)は2018年10月、イズミヤ長岡店(長岡京市)1階で転んで手足や腰などの痛みを訴えた。転倒したのは従業員が水をつけたモップで清掃した場所だった。
男性側はイズミヤが安全配慮義務を怠ったと主張。イズミヤ側は、モップは固く絞り、床は若干しめった程度で転倒の危険性はなかったと反論していた。
判決理由で平工裁判官は、転倒後の男性の衣類が水分を含んでいたなどとして、床に水分が残っていたと認定。「速やかに拭き取るか、ぬれていることを伝えて近寄らせない措置をとるべき義務を負っていた」とした。一方で、男性にも「足元を気に留めずに歩いていた過失がある」と指摘した。
イズミヤは「判決文に接していないためコメントは差し控える」としている。