<今週の本棚・次回の予定>10月29日の書評欄は「蔵書」をテーマに鼎談
①村上陽一郎さん評『ボーアとアインシュタインに量子を読む』(山本義隆著・みすず書房)
②内田麻理香さん評『科学史から消された女性たち 改訂新版』(ロンダ・シービンガー著、小川眞里子、藤岡伸子、家田貴子訳・工作舎)
③本村凌二さん評『ラヴェンナ ヨーロッパを生んだ帝都の歴史』(ジュディス・ヘリン著、井上浩一訳・白水社)
◇今月は「蔵書」をテーマに鼎談
第5土曜恒例の「鼎談書評」は、「蔵書」がテーマです。3人の識者がお薦めの書籍を評しながら、それぞれの“蔵書論”を交わしました。
推薦書籍は、作家の池澤夏樹さんが『立花隆の書棚』(立花隆著、薈田純一写真・中央公論新社)、ライターの吉川浩満さんが『蔵書一代』(紀田順一郎著・松籟社)、ライターの永江朗さんが『眩暈(めまい)』(エリアス・カネッティ著、池内紀訳・法政大学出版局)。増え続ける本をどうすればいいのか、その答えは――。
本の目利きがナビゲートする「話題の本」は、作家の橘玲さんが『AV女優ちゃん』(峰なゆか著・既刊3巻・扶桑社)を紹介します。
著者インタビューは『キリンのひづめ、ヒトの指 比べてわかる生き物の進化』(NHK出版)の 郡司芽久さんです。
どうぞお楽しみに。(紹介予定の本は変更の可能性があります)
=「次回の予定」は毎週月曜掲載予定