都内アンテナショップが一押しする各地の名品グルメ10選・第2弾。
チーズ造りから手がけるクリーミーなスイーツ。
1973年創業、岩手県北上市にあるロシア料理店〈トロイカ〉の名物メニューが、《ベークドチーズケーキ》。97年にはレストラン隣りに自社チーズ工房も立ち上げ、岩手県産の新鮮な牛乳を使用したチーズ造りから手がける。カッテージチーズとクリームチーズをふんだんに用いたチーズケーキは、独自製法の “ミディアム・エージング” で焼き上げたもの。ほどよい焼き色に、濃厚でなめらかな舌触りがクセになる。
いわて銀河プラザ公式サイト
ご当地グルメの餃子とベストマッチの1本!
ビールの原料となる二条大麦の生産量が、国内トップクラスを誇る栃木県。知る人ぞ知る“麦どころ”栃木を世に発信しようと、1996年に開業したのが〈ろまんちっく村 ブルワリー〉だ。さまざまなスタイルのビールがラインナップする中、宇都宮餃子会と共同開発したのが、ユニークなネーミングのビール。琥珀色をしたラガーで、カラメルモルトの香ばしさと、麦本来の風味が感じられる。焼きたてアツアツの餃子をつまみにぜひ。
とちまるショップ 公式サイト
旨味、甘味にすぐれたアカイカを使った一品。
“イカの王様” と呼ばれる伊豆諸島の名産品アカイカ(和名ケンサキイカ)は、旨味や甘味がイカの中ではトップクラス。スルメイカの中にアカイカを加え、島唐辛子(神津島産唐辛子)、神津島と大島産の天然塩を用いて作ったものが〈丸金商店〉の自信作。一般的な塩辛に比べて塩分を少なめに抑え、肉厚ながらやわらかくもちもちとした食感に仕上げてある。時折、プチっと弾けるトビッコがいいアクセントに。
東京愛らんど 公式サイト
ザクザク食感があとひく、おかずラー油。
新潟土産としてはもちろん、お茶請けや酒のアテに世代を超えて愛されている柿の種。食べ出すと止まらないおなじみの米菓をひとひねり。フライドガーリックやフライドオニオンをたっぷり使ったラー油と、柿の種そのものと砕いたものを組み合わせて瓶に詰めたスタイルで登場した。頼りない食感かと思いきや、ザクザク、パリパリとした予想を裏切る歯ざわりに驚く。ほどよい辛さとコクのある味わいに、ご飯もお酒も進むこと請け合いだ。
表参道・新潟館ネスパス 公式サイト