ウクライナ出身バイオリニスト、「わが祖国」演奏会
クリサさんは「コンサートで心と心の交流をし、聴衆全員に幸せを届けたい」と意気込みを語り、「ウクライナ人は音楽を愛する国民。戦争があっても音楽はやめない」と強調した。
演奏する曲目は、スメタナの連作交響詩「わが祖国」から「モルダウ」や、ウクライナ民謡「もしバンドゥーラが弾けたなら」、ウクライナ国歌など。1960年代に米国で流行したフォークソングの歌詞をウクライナの地名にした替え歌なども披露される。
午後1時半開演の昼の部、同7時開演の夜の部の2回公演。S席8千円、A席7千円、自由席5千円で、当日券も発売する。夜の部では、インターネットを通じウクライナと交流する企画も予定されている。(兼松康)