再創造のものづくり「エルメスのpetit h―プティ アッシュ」が大阪で開催
petit hは2010年に誕生したメチエ(部門)。「さかさまのクリエーション」と呼ばれるものづくりの下、レザー、シルク、クリスタル、陶器、馬の毛、金属など、ほかのメチエで使われなくなった素材を、職人、アーティスト、デザイナーがあらゆる方法で組み合わせ、調整し、製作するうちに、思いもよらない形と素材の出会いが生まれる。
会場の空間デザインを手掛けたのは、長年にわたりpetit hの活動に関わってきたアーティストの河原シンスケ。パリを拠点に活動する河原は、独自のジャポニズムを感じさせる表現で知られており、今回は舞台美術のような書割によってpetit hのための空間を描いた。
会場は1階 ホールの販売エリア、2階 多目的スペースの展示エリアに分か、会期中は子ども向けワークショップや、2階 芝生エリア内のpetit hカフェも楽しめる。