『御嶽海 照ノ富士撃破し13場所ぶりV!関脇以下で3度目Vは史上2人目の快挙&大関昇進へ弾み』へのみんなの感想まとめ
大相撲初場所は23日、東京・両国国技館で千秋楽の取組が行われ、優勝を争う関脇・御嶽海が横綱・照ノ富士と結びの一番で直接対決。2020年11月場所から7連敗中と劣勢だったが、寄り切りで勝って13勝2敗とし、13場所ぶり3度目の優勝を決めた。関脇以下での3度目の優勝は照ノ富士以来2人目の快挙。9勝だった昨年秋場所を起点とすれば、大関昇進への“目安”となる関脇3場所での33勝に到達した。
【写真】御嶽海に敗れ、悔しげな表情の照ノ富士
御嶽海が照ノ富士の3場所連続優勝を阻止した。今場所は初日から無傷の9連勝を飾り首位を快走。10日目に初黒星を喫し、照ノ富士に並ばれるも、11日目に大関・正代を撃破し三役在位28場所目で初めて2場所連続の2桁勝利を達成。12日目には2敗目を喫したが、ともに照ノ富士も敗れたため、10勝2敗で首位をキープ。平幕・阿炎も加えた3人が首位に並ぶ混戦模様になった。
13日目には阿炎との注目の一番を制し、優勝争いの“ライバル”を蹴落とすと、14日目も勝利し2敗を死守。14日目に照ノ富士が阿炎に敗れ、3敗目を喫したため単独首位となって千秋楽を迎えた。
千秋楽では「自分の相撲を取れば大丈夫です。まあ、明日、見てください」と自信満々で“苦手”照ノ富士との一番に臨み、見事に勝利。照ノ富士戦の連敗を7で止め、対戦成績を5勝12敗に。19年9月場所以来となる3度目の賜杯を獲得し、大関昇進へ向けアピールに成功した。