<今週の本棚・次回の予定>30日の書評欄は鼎談書評「今週の本棚30年」ほか
橋爪大三郎さん評『経営リーダーのための社会システム論』(宮台真司、野田智義著・光文社)
本村凌二さん評『スパルタを夢見た第三帝国』(曽田長人著・講談社選書メチエ)
◇書評を集めた本で鼎談(ていだん)
「今週の本棚」が20日に30周年を迎えたことを受け、編集顧問で作家の池澤夏樹さんと東大特任准教授の内田麻理香さん、詩人の渡邊十絲子さんの3人が、書評をテーマに語り合いました。
紹介するのは『毎日新聞「今週の本棚」20年名作選』の3冊で『愉快な本と立派な本 1992~1997』『怖い本と楽しい本 1998~2004』『分厚い本と熱い本 2005~2011』(丸谷才一、池澤夏樹編・毎日新聞社)、『世界を知る101冊 科学から何が見えるか』(海部宣男著・岩波書店)、『快楽としての読書 日本篇』『快楽としての読書 海外篇』『快楽としてのミステリー』(丸谷才一著・ちくま文庫)。いつもの鼎談とはひと味違った議論が展開されています。
本の目利きがナビゲートする「話題の本」は、今回から新たに執筆者に加わった作家、橘玲さんが『「ぴえん」という病』(佐々木チワワ著・扶桑社新書)を紹介します。
著者インタビューは『私語と』(河出書房新社)の著者で4人組ロックバンド「クリープハイプ」のメンバー、尾崎世界観さんです。
どうぞお楽しみに。(紹介予定の本は変更の可能性があります)
=「次回の予定は」毎週月曜掲載予定