杉本博司さん、米で庭園改修 「彫刻引き立てる空間を」 2022-11-17 【ワシントン共同】世界的な現代美術作家の杉本博司さん(74)が16日、現代美術を展示する米ワシントンのハーシュホーン博物館を訪れ、自身が改修を手がける彫刻庭園の起工式に参加した。杉本さんは取材に「ここに集められている彫刻を引き立てるような空間をつくりたい」と意気込みを語った。 起工式にはバイデン大統領の妻ジルさんも出席。「ハーシュホーン博物館は、訪問者に最も革新的な作品を提示してきた。彫刻庭園が改修されたら新しい体験ができる」と期待を寄せた。 彫刻庭園は1974年に開園。2025年ごろまでにリニューアルオープンを予定している。