憎悪犯罪を自演、禁錮150日 米黒人俳優、虚偽申告の罪 2022-03-10 【ニューヨーク共同】米中西部イリノイ州シカゴの裁判所は10日、憎悪犯罪(ヘイトクライム)を自作自演し、警察に虚偽申告した罪で黒人俳優ジャシー・スモレット被告(39)に禁錮150日の刑を言い渡した。米メディアが伝えた。 同性愛者のスモレット被告は2019年1月、路上で男2人に殴られた際、差別的にののしられたなどと訴えたが、後に犯人役に報酬を支払っていたと判明。裁判官は「本当の憎悪犯罪被害者に大きな損害を与えた」と批判、被告に罰金など約14万5千ドル(約1700万円)余りも科した。