『オミクロンパニック!芸能界の感染止まらない 生放送欠席、撮影中断…影響拡大』へのユーザーの意見まとめ
22日には全国の新規感染者数が5万4576人と過去最多を更新。日頃から感染対策を徹底する芸能界でも感染力が強いオミクロン株が猛威を振るい、朝から夜まで陽性の報告が続いた。
「なんて日だ!」などのギャグで人気の小峠は、所属事務所の公式サイトで感染を発表。23日夜に発熱し、24日朝、医療機関でPCR検査を受診して判明した。相方の西村瑞樹(44)は濃厚接触者に当たらないが、感染の検査と体調の経過観察を行うという。
小峠は同日生放送で月曜レギュラーを務める日テレ系「ヒルナンデス!」を急きょ欠席。コロナ禍のオンライン出演で、トーク時に生じる時差の対応などで定評がある〝リモート芸人〟の地位を確立しただけに、バラエティー関係者は「感染者が急増する中、欠席者が出た際のピンチヒッターとして期待が高いので、体調万全で戻ってきてほしい」と願った。
お笑いコンビ、オリエンタルラジオの藤森慎吾(38)は23日に喉の違和感があり、陽性が判明。現在はTBS系「王様のブランチ」にレギュラー出演中で、29日の生放送は欠席する。
同局関係者によると、保健所の判断としてタレント、佐藤栞里(31)ら共演者やスタッフらに濃厚接触者はいないと説明。念のため出演者らにPCR検査を受診するよう通達したという。
また、テレビ東京系ドラマ「ユーチューバーに娘はやらん!」で主演の佐々木希(33)ら番組関係者11人が感染。佐々木は体調不良で16日の制作発表を欠席していたが、容体は安定している。関係者によると、キャスト、スタッフ全員が受けたPCR検査で今回初めて陽性者が出て、22日から撮影を中断。第6話を撮る矢先だった。
また、速水もこみちと平山あや、あべこうじ(46)と高橋愛(35)と有名夫婦2組も公表。身近なレベルで急拡大している。
現状、テレビ各局で大きな影響はないが、昨夏の〝第5波のピークレベル〟の警戒・対策に動いている。放送関係者によると、ドラマやバラエティー、報道の現場ではPCR検査の回数を増やし、現場の人数を制限。番組の質を保つため、主に制作陣よりタレント関係者を絞る動きが目立つ。NHKではリモート率を高め、制作陣をグループに分けて交わらないようにするという。
一方、霜降り明星はコンビで感染。粗品(29)の後にせいや(29)も陽性となった。所属の吉本興業では今月10日以降、約20人の芸人らが感染している。
アイドル界も続出し、ジャニーズ事務所は人気グループ・なにわ男子の大西流星(20)、高橋恭平(21)、藤原丈一郎(25)が22日に感染が確認されたと発表。20日に陽性が判明した西畑大吾(25)に続き、メンバー7人中、4人が陽性となった。
いずれも重症者はなく、感染経路は不明だが、テレビ関係者は「最近の現場でゆるみが生じていたのは事実。まずは決められたガイドラインをしっかり守る」と気を引き締めていた。