『国に430万円賠償命令 バス事故「違法な起訴」 札幌地裁』へのみんなの感想まとめ
谷口哲也裁判長は「違法な起訴により多大な精神的負担を負った」と述べ、国に約430万円の支払いを命じた。
谷口裁判長は、札幌地検室蘭支部の捜査が不十分だったとした上で、「事故の原因が原告の過失にあり、有罪と認められる合理的な嫌疑はなかった」と判断。起訴は違法だったと結論付けた。
判決によると、事故は13年8月に発生し、バスが横転し乗客13人が重軽傷を負った。地検支部はバスを運転していた高橋さんを自動車運転過失傷害罪で起訴したが、地裁室蘭支部は19年3月、車両の不具合が事故原因だった疑いがあるとして無罪を言い渡し、確定した。