『辺野古移設問う名護市長選、23日に投開票 深夜に大勢判明か』への皆さんの反応まとめ
【写真特集】海岸に響く基地ノーの声
岸本氏は夕方、市内の国道交差点で開いた集会で「子供たちの未来に基地の負担を残すわけにはいかない」と辺野古移設反対を改めてアピールした。応援に駆けつけた玉城知事は、移設への協力を前提とした米軍再編交付金で子育て支援を充実させた渡具知氏の市政運営を批判。「基地の見返りでいろんなことをやって、誇りある古里につながるのか」と問いかけた。
渡具知氏は夜、市内中心部の街頭で集会を開いた。「激励の声をもらい、4年間で実行した政策が間違っていなかったと感じた」と選挙戦の手応えを披露。「この発展を止めてはいけない」と訴えると拍手が湧いた。応援のマイクを握った中川京貴・自民県連会長は学校給食費や子供医療費の無償化などの実績を上げ、「政策実現できるのが渡具知氏だ」と強調した。
市長選の開票は23日午後9時に始まり、深夜に大勢が判明する見通し。選挙結果は今後の移設計画や秋の知事選に影響を与える。【比嘉洋、竹内望】