『台湾「“福島産食品”輸入」早ければ明日(27日)発表…CPTPP加入と「引き換えか」=韓国報道』へのユーザーの意見まとめ
台湾の日刊紙“連合報”はきょう(26日)、台湾政府と与党の関係者たちからの引用で「台湾政府が立法院(国会)総予算協議が終わった直後、福島産食品の輸入を発表する可能性が高い状況で、発表時期は早ければ27日になる可能性がある」と報道した。
与党“民進党”の関係者は「福島産食品の輸入許可のための決定時期は、旧正月(2月1日)前になるだろう」と伝えた。
同党の他の関係者も「党が内部で行なった世論調査で『福島産食品の輸入を支持しない』という人の割合が半数以下に減少したため、いまや処理する時期に来た」とし「速やかに処理してこそ、与党が先制的な発言権をとるのに有利となる」と語った。
台湾は世界の様々な地域と同様、2011年3月に起きた福島原子力発電所の事故以降、その一帯の農水産物の輸入を禁止してきた。
しかし現台湾政府は、CPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)への加入のための条件づくりの次元で、福島一帯の食品輸入許可を推進している。
独立性向が強い蔡英文総統の率いる台湾政府は、中国経済の依存度を下げるための根本的な輸出構造の多角化という次元で「米国とのFTA(自由貿易協定)締結」と「CPTPP加入」を強く希望している。
台湾は昨年9月にCPTPPへの加入申請をし、日本からの支持を得るための協議を進めていて、日本は台湾側に福島産食品の輸入許可を要請している。
「台湾が福島産食品の輸入を許可する決定を下せば、今後日本が台湾の前例を基に、CPTPPへの加入を希望する韓国にも同様の要求をする可能性がある」という観測も出ている。Copyright(C) herald wowkorea.jp 96