男鹿のナマハゲ、雄たけび抑えめ コロナで3年連続、玄関で退散 2022-12-31 秋田県男鹿市で31日、大みそかの伝統行事「ナマハゲ」が行われ、鬼のような面を着けたナマハゲが雄たけびを上げながら集落を練り歩いた。だが、家の中に入ると、新型コロナウイルス対策のため、「泣く子はいねが」といった決まり文句は抑え気味に。例年通りの姿は3年続けてお預けとなった。 家内で料理や酒を出すもてなしも行われず、ナマハゲは玄関で退散。ナマハゲは怠け心を戒め、無病息災や豊作、豊漁をもたらす神の使いとされる。2018年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された。