地域で子供見守り 奈良・生駒小「放課後こども教室」
「こだま」は現在小学1~5年の児童約50人が参加している。昨年度は不定期開催だったが、日中に保護者がいない家庭に限られ保育料もかかる学童保育所とは違い、気軽に参加できることから、児童や保護者らに人気で、本格導入を決めた。
先月、ボランティアとして参加した同市の自営業、稲上真智子さん(64)は「子供と接していると、私も元気がもらえる。見守ることができて、うれしい」。同小3年の沢井百花さん(8)は「音読を褒めてもらえてうれしかった。また来たい」と話していた。
同小は来年2月まで、計約20回開く予定。同小の石村吉偉校長は「地域の方と触れ合いながら、子供たちの居場所を作っていきたい」と話した。