下北半島の尻屋埼灯台が重要文化財に レンガ造りで高さ日本一
1876年に東北初の洋式灯台として点灯。レンガ造りの現役灯台では日本一の高さ(約33メートル)を誇り、建築技術も優れていることなどが評価された。日本で多くの洋式灯台を設計し「日本の灯台の父」とたたえられた英国技師、リチャード・ブラントンが最後に手掛けた「集大成」とも言われている。
「のぼれる灯台」の一つで、128段のらせん階段の先には津軽海峡や太平洋の絶景が広がる。休日は大勢の観光客が集まり、オーシャンビューを満喫している。【近藤卓資】