今日は何の日:3月17日
1537年(旧暦:天文6年2月6日) 豊臣秀吉が尾張国中村(名古屋市中村区)に生まれた。幼名は日吉丸。結婚後に木下藤吉郎を名乗り、後に羽柴秀吉。織田信長に足軽として仕え、浅井・朝倉両氏との戦いで功をたて、近江長浜城主となる。本能寺の変後、明智光秀、柴田勝家をやぶり信長の後継となり天下統一を遂げる。天正13年(1585)関白、翌年太政大臣となり、豊臣姓を賜る。出生日は、かつて天文5年1月1日といわれた。下層民で記録がないため出自についても諸説ある。
1869年(旧暦:明治2年2月5日) 大阪に造幣局が設置された。香港造幣局長を務めた英国人キンドルがトップに就き、他に30人の外国人が雇われ建築、機械設備などを指導。金・銀貨の製造を先行させ、やや遅れて銅貨の製造も始めた。日本人職員の技術向上に伴い、お雇い外国人は徐々に退職させられた。
1876(明治9)年 太政官指令により、婦女は結婚しても「所生ノ氏(実家の氏)」を用いることが定められた。夫婦別姓を国民全てに適用することを政府が明示したものの、妻が夫の姓を名乗ることが慣習化していったといわれる。98(明治31)年成立の旧民法では、夫婦は家を同じくすることにより、同じ氏を称することとした。明治政府は民法で「家」の制度を導入し、夫婦の氏について直接規定を置くのではなく、夫婦共に「家」の氏を称することを通じて同氏になる考え方を採用した。