植村直己冒険賞に阿部雅龍さん 南極の未踏ルートに挑戦
阿部さんは秋田市出身。同じ秋田県出身で、明治時代に南極を探検した軍人白瀬矗が果たせなかった約1300キロのルート踏破を目指し、21年11月から今年1月に挑戦した。食料などを載せたそりを自身で引き、54日間で約780キロを歩いたが、天候の悪化など悪条件が重なり断念。11月に撤退地点から再挑戦する。
取材に「成功した上での受賞ではないので驚いた」と述べた。
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