コロナ初期の留学体験記を出版 差別や戸惑いつづる 2022-04-18 新型コロナウイルスが流行し始めた2020年初頭に海外留学をしていた大学生らの体験談をまとめた単行本「コロナ禍を生きる大学生 留学中のパンデミック経験を語り合う」が昭和堂から出版される。流行が早かったアジアの出身であることから受けた差別や、情報が交錯していた当時の戸惑いが等身大のままつづられている。 欧米や東南アジア、アフリカなどに留学していた学生11人と文化人類学者らの体験談などで構成。自らもケニアとイタリアでコロナ禍に遭遇した京都大大学院生の北野真帆さん(23)が発起人となり、留学時に所属していた徳島大の内藤直樹准教授(48)との共編著。2750円。