ヴーヴ・クリコが 創業250年を記念する企画展を 世界に先駆けて原宿で開催中
ヴーヴ・クリコは、エチケット(ラベル)の“イエロー”カラーが象徴するように、ソレール、つまり太陽のように輝くブランドとして、これまで世界中の人々に夢や希望、喜びにあふれた美しいライフスタイルや体験をもたらしてきました。
そもそもヴーヴ・クリコの礎を築いたのは、男性ではなく女性です。1805年に夫を亡くし、27歳で未亡人となったマダム・クリコが、自由で大胆、楽観的な精神によって「品質はただ一つ、最高級だけ」という信念のもと、50年以上にわたりこのメゾンを牽引。ひとつのシャンパーニュブランドを唯一無二の存在へと昇華させたのです。まさにビジネスの世界でも活躍する現代女性のロールモデルとも言える存在が、マダム・クリコなんですね。
そして、シャンパーニュ地方の「ラ・グランダム(偉大なる女性)」と称えられるまでになったマダム・クリコの偉業に敬意を表して開催されたのが、この企画展というわけです。
会場にはブランドの歴史を裏付ける貴重な資料をはじめ、これまでにヴーヴ・クリコを彩ってきた音楽や文学、ポスター、デザイナーやクリエイターとのコラボ作品や、国際的に著名な10名の女性アーティストによる、ブランドの伝統を現代的に再解釈したアート作品などを展示。その数、2,000点以上!
この企画展からわかることは、ヴーヴ・クリコはおいしいだけのシャンパーニュブランドではないということ。時代ごとにさまざまなカルチャーに影響を与えながら今に至る、至極の物語を携えたブランドなのです。