貴重な文化資源知って 大分市、所蔵品や写真をデジタル化し公開
両館のほか、市民図書館の所蔵資料や国、県、市の指定文化財など約1500点を公開。検索機能があり、地域や時代、ジャンル、所蔵館などを入力して、目的の資料を探すことができる。
また、開催している特別展への関心を高めることなどを目的に、実際の展示品を詳しく解説した「デジタル企画展」もサイト内に設けた。この他、全長が30メートルにも及ぶため、これまで実物を展示できなかった市指定有形文化財の絵巻物「御城下絵図」も高精細なデジタル画像に解説を付けて公開している。
さらに、中央町のアーケード、ガレリア竹町や府内城などの町並みを今と昔の写真で見比べる「大分市の今昔」や、3D撮影した文化財を360度自由な視点から閲覧できる「3Dミュージアム」などもある。
市教育委員会文化財課は「デジタル化によって、まずは市に貴重な文化資源があることを市民に知ってもらい、新たな活用法を考えてもらいたい」と話した。URLはパソコン、スマホとも、https://oitacity-archive.jp