松本白鸚さん、当たり役に別れ 「ラ・マンチャの男」最終公演
セルバンテスの小説「ドン・キホーテ」を下敷きにした物語。白鸚さんは26歳だった1969年、東京・帝国劇場でセルバンテス/ドン・キホーテ役を初演。70年に米国ブロードウェーで英語による単独主演を果たし、2002年からは演出も担当していた。
本来、22年2月の東京・日生劇場でのファイナル公演をもって締めくくるはずだったが、新型コロナウイルス禍により予定されていた全25回のうち7回しか上演できなかった。このため再上演を望む声が多く、今月14日からよこすか芸術劇場で公演が開かれていた。【広瀬登、伊藤遥】