『「胸が、腹が痛い…」うずくまる男性 住民震撼、埼玉立てこもり』への皆さんの反応まとめ
【写真】民家に突入 緊迫感に包まれる警察官
現場の近くに家族5人で暮らす大学生の男性(19)は27日夜、「ドーン」という物音を聞いた。「トラックがパンクしたのかな」。家族でそんな話をしていると、まもなくパトカーのサイレンが鳴り響いた。やがて警察官が家に来て「猟銃を持った男が立てこもっているから、近くの小学校に逃げて」と促された。外に出ると大勢の警察官。「あの音は銃声だったのか」と怖くなった。
住民らはいったん付近の市立西原小に避難したが、現場から近すぎるということで、28日午前0時ごろに改めて、現場から数百メートルの市立大井西中に移った。避難した人によると、大井西中では、市役所職員や学校関係者が住民を受け入れていた。避難所で対応した市職員によると、一時は100人を超える住民が避難した。
夜の住宅街に響いた、誰かが騒ぐ声。現場すぐ近くに住む会社員の男性(38)も「ドン」という音を聞いた。飼い犬が鳴きやまず、外に出てみると、男性がうずくまり「痛い、胸が、腹が痛い」と話していたという。当初、何が起きたのかわからず困惑していると、近所の人が窓から叫んだ。「銃を持っているらしいから、近づくな」。そう注意され、事の深刻さに気づいたという。【駒木智一】