京都の不自由展が閉幕 反対派抗議するも予定通り 2022-08-07 京都市内で開催されていた「表現の不自由展」が7日、予定通り2日間の日程を終えて閉幕した。慰安婦を象徴する「平和の少女像」などを展示。完全予約制で、計約720人が観覧した。主催者側は予約した人以外に会場を非公表としたが、周辺には開催に反対する人たちが集まり抗議した。主催者側は「大きな混乱はなかった」と説明した。 主催したのは学芸員や市民運動家らでつくる実行委員会。展示は、政治的理由から公共施設での展示を拒否されたアート作品などを集めた。実行委の蒔田直子さん(68)は取材に「全ての作品と見せ方にこだわりがある。開催できて良かった」と話した。