三浦綾子さんの詩、初公開 生誕100年の企画展開始 2022-04-01 代表作「氷点」などで知られる北海道旭川市出身の作家の故三浦綾子さん(1922~99年)の生誕100年を記念し、同市の三浦綾子記念文学館で1日、特別企画展が始まった。夫光世さん(24~2014年)への愛情が記された詩や、作家になる前に病床で書いた遺言などを初公開。来年3月21日まで。 企画展では、数々の病気に苦しみ、キリスト教徒でもあった綾子さんの人物像を約50点の資料で多面的に検証する。講演する際に使ったメモや自宅を訪れた人を記した来客簿、電話でのやりとりを記録したメモなども初公開された。 同館は生誕100年に合わせ、作品のデータベース化も進めている。