アイヌ兄弟の葛藤描く映画上映 宇梶さんの舞台を記録 2022-10-17 俳優の宇梶剛士さんが作・演出を手がけ、アイヌ民族の血を引く兄弟の葛藤を描いた舞台「永遠ノ矢 トワノアイ」を記録した映画が、下北沢トリウッド(東京都世田谷区)で10月22日から上映される。宇梶さんは「アイヌの思いに触れてもらえれば」と期待を寄せる。 2019年夏に東京・高円寺で初演し、21年夏には北海道の釧路、平取、北見の3市町で上演して好評を得た。アイヌにルーツを持つ宇梶さんも出演している。 物語は、弓の名手「イソンクル」が天に向けて放った矢を巡り、現代の北海道と、遠い昔のアイヌモシリ(アイヌ語で北海道)で展開する。