7人のデザイナーが生み出した〈E&Y〉の新作コレクション。
展示タイトルの「Thirty-six views」が表すのは、2021年に36周年を迎えた〈E&Y〉が持ち続けてきた、広く自由な視野。36年という歳月を踏まえて今を考えるというだけでなく、「36」という数字の持つ、“多数” や “すべての方角” といったニュアンスも込めている。
展示に合わせて完成するカタログは、〈E&Y〉が発表してきたこれまでの名作から、今回の新作までを網羅した豪華な一冊。新作においては、作品と対になるように描かれた水彩画や油絵といったビジュアル作品も掲載され、作品世界をより豊かにしている。
キラキラとした希望に満ちた季節に開催される、僅か10日間のエキシビション。クリエイターの伸びやかな感性と、その感性をありのままに受け止めるレーベルの姿勢に、大きな刺激を受けそうだ。