OMA設計のパフォーミングアーツセンターが台北に!
キューブ下の広場から施設を貫いて進むのが「公共ループ」と呼ばれるルート。このループを辿ることでシアター内部をはじめ、通常は隠されている舞台芸術のインフラ、つまり創作のプロセスも小窓越しに見える仕掛けになっている。
観劇チケットを持たない人にもループが開かれているため、センターと街は有機的につながり合う。3シアターのうち1,500席のグランドシアターと800席のブルーボックスは連結して巨大空間へと変容でき、演劇の創り手に実験的な試みを促す。劇場の可能性を拡張させる建築だ。