南方熊楠の着用コート、修復完了 記念館へ奈良から戻る
記念館によると、コートは熊楠が英国で仕立てたものとされており、昭和天皇が1929年に和歌山県を訪れた際などに熊楠が着ていたという。
元興寺文化財研究所は、生地が薄くなって破れそうになった部分を、和紙などを使った繊細な作業で、継ぎ当てのような見栄えにならないよう回復させた。一方で、本来の風合いを残すため、色あせはそのままにした。
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