平城京「北辺坊」から築地塀跡 都の北限示す遺構か 奈良・元文研 2023-07-05 元興寺文化財研究所(奈良市、元文研)は4日、平城京の西側に当たる右京で、北側に張り出した地域「北辺坊(ほくへんぼう)」から奈良時代の築地塀跡や溝が見つかったと発表した。西大寺の寺域や平城京の北限を示す遺構の可能性があるという。北辺坊の規模などを巡っては学説が分かれており、元文研は「論争に一石を投じる成果だ」としている。