『なぜ廃止? ホンダ新型「ステップワゴン」は「わくわくゲート」ナシ! SNSでは自ら画像製作する人も!?』へのユーザーの意見まとめ
そんななか、SNSでは画像を加工して新型ステップワゴンにわくわくゲートを復活させている人も見られます。一体どのような画像となっているのでしょうか。
【画像】デザインでは不評? でも使い勝手バツグン! ホンダ「ステップワゴン」の実車を見る!(50枚)新型ステップワゴンに「わくわくゲート」を画像加工で製作した人も!(画像製作:はやたん@車の絵を描く人(@carlifecarlove) 1996年5月に初代がデビューしたステップワゴンは、現在まで26年にわたり、長く親しまれてきたホンダを代表するミニバンのひとつです。
現在は、2015年4月にデビューした5代目が販売されており、2022年春頃には待望の6代目が登場する予定です。
新型ステップワゴンには「AIR(エアー)」と「SPADA(スパーダ)」の2タイプが設定され、それぞれコンセプトや見た目が異なるモデルとなっています。
両車ともキャビンはスクエアを強調したエッジの少ないシルエットにはなっていますが、エアーは堅牢なイメージを持つようにシンプルで装飾のないデザイン。
スパーダは強さと品の良さをアピールするためボディにメッキパーツがあしらわれ、フロントフェイスもイカつくなっています。
そんな新型ステップワゴンは、2022年1月7日にジャパンプレミアされ、エクステリア&インテリアのデザインに加え、商品パッケージなどが公開されました。
一方で、このジャパンプレミアを見たSNSでの反響は「あれ?わくわくゲートないの?」「わくわくゲートがついてない!?」と「わくわくゲート」についての声が挙げられています。
また、ホンダ公式YouTubeのコメント欄でも「何とかわくわくゲートのオプション設定でもよいので、再検討を…」、「わくわくゲートも選べる自由を!」という声が見受けられました。
わくわくゲートは、5代目となる現行型ステップワゴンではじめて搭載されたホンダ独自のリアゲート構造のことで、通常の縦開きに加え、横方法にもゲートを開くことができる仕組みとなっています。
自宅のドアのように開閉できるため、後方にスペースが少ない場合でも、少しずつゲートを開けることができ、人の乗り降りもしやすいのが特徴です。
ただ、現状公開されている情報によると、新型ステップワゴンにわくわくゲートの存在は確認できません。
ホンダ販売店の担当者も、わくわくゲートについて「新型ステップワゴンには搭載されない予定となっています」と話します。
では、それにともなうユーザーからの反響はどのようになっているのでしょうか。
前出の担当者は、「『わくわくゲートないの?』という問い合わせは非常に多くよせられています。
現行オーナーからは、とくにわくわくゲートに注目していたようで、『便利だったのに残念』『オプションでもつけられない?』といわれることもあります。廃止されることを残念に思う人はかなり多いようです」
そんななかSNSでは、画像加工をおこなって新型ステップワゴンにわくわくゲートを搭載させた人も見られます。
画像に加工を施したのは「はやたん@車の絵を描く人(@carlifecarlove)」(以下、はやたんさん)さんで、ベースの車両にはエアーが用いられています。
画像を見てみると、新型ステップワゴンのリアゲートには本来ないはずの縦溝がつけられ、ナンバープレートやエンブレムも左側へ移設。
一瞬見ただけでは、本当にわくわくゲートが搭載されていると見間違うような巧みな加工となっています。
今回、このように画像を制作した理由について、はやたんさんは以下のように話します。
「自分はカーデザイナーを目指しており、ステップワゴンの利便性と個性、遊び心を備えたわくわくゲートにとても関心を持っていました。
そして、今回の新型ステップワゴンのジャパンプレミアで、わくわくゲート廃止が話題になったことを受け、新型のシンプルで美しい箱のデザインと、わくわくゲートの遊び心あるギミックが共存したらどうなるのか興味本位で制作しました」
前述したように、新型ステップワゴンはスクエアでエッジが少なく、とくにエアーは全体的にシンプルなのが特徴です。
一方、はやたんさんが制作した画像では、わくわくゲートの縦溝が、エアーのシンプルなリアゲートによく映え、かなり個性的な印象に変化しています。
今回、画像を制作してみて、はやたんさんは「シンプルなデザインと遊び心あるギミックは思いのほか相性が良いと感じました」と話します。
また、カーデザイナーを志す人の視点として「自由度が高いEVや自動運転車の今後に期待するとともに、将来はデザインの力でクルマをより楽しく生活を豊かにできるものにしていきたいと改めて思いました!」と想いを述べます。
なお、新型ステップワゴンにわくわくゲートが採用されない理由についてホンダは、次のように説明しています。
「現行モデルでは、後方から見た左右非対称のデザインという時点で購入リストから外されていることが多かったことがわかっています。
実際に使われている人からは『狭い場所でも便利』、『物の出し入れがしやすい』と好評だったのは事実です。
また、わくわくゲートの機構はどうしても従来のゲートよりも重量としては重くなり、それにより開閉時の力が必要だったので一部では不評だったと聞いています。
こうした経緯もあり、今回の新型ステップワゴンではわくわくゲートを無くしました。
ただ、スパーダでは電動、エアーでは手動ながらとても軽い構造のリアゲートとなっているため、使い勝手としては向上しています」
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新型ステップワゴンは前述のように、まだジャパンプレミアがおこなわれたのみで、正式発表はされていません。
ホンダ販売店によると、2月の2週目に先行受注が開始されるといい、その後もボディサイズや、燃費、価格などが順次明らかになっていくようです。Peacock Blue K.K.