『オミクロン株 2回接種効果88→52%に 長崎大解析』への皆さんの反応まとめ
【図で見る】オミ株の特徴が感染拡大につながっている可能性
会見した長崎大の森本浩之輔教授は「オミクロン株流行期でも一定のワクチン効果が見込めるが、デルタ株流行期や接種直後と比べると低下している。ワクチンを接種していても油断せずに感染対策を続けてほしい」と話した。
調査は、オミクロン株の感染が急拡大した今年1月1~21日に、東京や愛知など都市部の5医療機関を対象に実施。感染の疑いがあり、検査を受けた16~64歳の417人についてワクチン接種歴などをもとに解析を行った。陽性者は116人でほとんどがオミクロン株の感染者とみられるという。
解析の結果、未接種者と比較した場合、ファイザー製やモデルナ製のワクチンを2回接種した人の発症予防効果は51・7%で、研究チームがデルタ株流行期に同じ手法で解析した88・7%から37ポイント低下していた。