『事務費967億円“クーポン”よりも現金で――保護者の本音「日々底値で買い物するので」「使う店限られる」 首相「現金でも可能」と容認』へのユーザーの意見まとめ
3人の子どもの母親(40代)
「(もらえるのは)30万円。大きい額ですけど、意外と習い事とかすぐ消えちゃう額だと思いますね」
政府は年内に現金5万円、来年春をめどに5万円相当のクーポンを給付する方針です。
3人の子どもを育てる別の母親(40代)は「普通に同じだったら、絶対現金の方がいいですよね」と言います。クーポン給付なら…「店限られる」6歳の女の子をもつひとり親の女性8日夜、東京・北区の「こども食堂あゆみ」に弁当を受け取りに来た、6歳の女の子をもつひとり親の女性に話を聞きました。
子どもからクリスマスプレゼントをねだられているといいます。「子どもは人気のゲームが欲しくて、『クラスで私だけが持ってない』って言い張ってて。でも高すぎて買えないな、って…」
年内に支給される5万円は、年越しの生活費に充てるといいます。残る5万円の行方について、「それがクーポンになるか、現金になるか、ですよね。現金でお願いしたいです」と女性は話しました。
「クーポンだと使う店が限られていたりすると、値段の安いところ、買いたいと思ったところで使えないと意味がなくなって。日々、いろんな所に行って底値で買い物してるので」首相、「現金でも可能」と容認首相、「現金でも可能」と容認国会でも8日、10万円給付をめぐり論戦が行われました。
立憲民主党の泉代表は衆院の代表質問で、「クーポンではなく現金給付を選択できるようにするべきではないでしょうか。クーポンに分割支給をするだけで、事務費が967億円も余計にかかることが判明しました」と訴えました。
岸田首相は「まずはクーポン給付を原則として検討していただきたいと考えておりますが、地方自治体の実情に応じて、現金での対応をも可能とする運用といたします」と、クーポン給付を現金にすることも可能だと答弁しました。次ページは:首長からも…「現金」求める声続々前へ12次へ1/2ページ