宮崎国際音楽祭が29日開幕 世界各国から著名音楽家集まる
レコードデビュー60周年のビートルズの楽曲をクラシックで演奏するメインプログラムなど全16公演を予定する。
初登場の指揮者、大野和士さんは、フランスを代表するピアニスト、ジャン=エフラム・バヴゼさんと共演。宮崎国際音楽祭管弦楽団なども率いる。演目はラヴェルの「クープランの墓」やヴェルディの「レクイエム」などを予定する。
音楽祭と並行して行う若手演奏家向けの教育プログラム「ミュージックアカデミー」のOBで、今や世界的なバイオリニストとなった三浦文彰さんは今回「ヴィルトゥオーソたちとの新世界」と題したコンサートで構成と選曲を担う。バイオリニストのライナー・キュッヒルさん、チェロ奏者のミッシャ・マイスキーさん、ピアニストのジャン=エフラム・バヴゼさんとの4人でシューマンの「ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品47」などを披露する。
同祭総監督の佐藤寿美氏(同劇場理事長兼館長)は「コロナ禍の中で、一人でも多く、安心安全にお越しいただけるような音楽祭にしていく」と語った。
問い合わせは、事務局(0985・28・3208)。