大阪府立高が少子化で9校程度の募集停止へ 府教委が5年間の計画案
府条例では、3年連続で入学志願者が定員に満たず、改善の見込めない府立高を再編整備対象と規定。令和5年度までの10年間で15校程度の募集停止高校を決定する計画があったが、すでに計画を上回る17校での募集停止を公表していた。
府教委によると府立高約150校のうち、昨年度入試で志願者が3年連続で定員割れした学校は17校。うち3校はすでに募集停止が公表されている。
5年度の府立高の総募集人員は約3万8千人。試算では5年間で最大約3千人の生徒減が見込まれており、志願状況と合わせて再編整備の手法などを検討していくとしている。