北野武監督6年ぶり新作が完成 戦国時代劇「首」 2023-04-14 北野武監督の6年ぶりとなる新作映画「首」の完成報告会見が15日、東京都内で開かれた。映画は戦国時代劇で、北野監督は「侍や戦国大名の残酷さと、死を前にした男同士の関係を描きたかった」と話した。5月16日開幕のカンヌ国際映画祭のカンヌプレミア部門で世界初上映され、日本では今年秋に公開予定。 北野監督が約30年、構想を温めたという同作は、織田信長が暗殺された「本能寺の変」に向けて繰り広げられる戦国武将同士の駆け引きを、暴力と笑いを交えて描く。北野監督自ら羽柴秀吉を演じ、2002年の「Dolls」以来の北野作品出演となる西島秀俊さんが明智光秀役を務める。