大阪・キタのキャンドルナイトに追手門学院大学が初参加
同エリア内にある商業施設「NU茶屋町プラス」の北側階段で発表した作品は「雨とカプチーノ」。キャンドル約250個をピアノの形に並べて、机といす、かさなどを配置した。梅雨の季節にふらっと立ち寄ったカフェを表現した。
同団体は平成22年、冬のキャンパスにぬくもりを演出するために結成。学内でキャンドルナイトイベントを開催するほか、梅田スカイビル(大阪市北区)やEXPOCITY(大阪府吹田市)などの商業施設でも同様のイベントを手がけている。
現在は約55人の学生が活動を行っており、代表を務める経済学部3年、平山慧(けい)さん(20)は「こんな大きなイベントから声をかけられてビックリした。梅雨のカフェを表現したので、ゆったりした空間を楽しんでほしい」と話し、写真撮影をする通行人らの姿に目を細めていた。
今回のキャンドルナイトには、茶屋町エリアの企業、地域団体、学校、行政などが参加。地域一帯にキャンドルアート作品を展開することで、街のにぎわいを創出することを目的にしている。今年は2日に開催する予定だったが、台風2号の影響で3日の開催となった。