• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
高知に「土葬の村」発見!「巨大座棺」の謎とは?
2023-01-01
高知に「土葬の村」発見!「巨大座棺」の謎とは?

 2016年8月、高知県に住む92歳の老人が亡くなり、遺言により埋葬された。
もはや日本列島から消滅したと思われていた土葬が、ほんの6年前、奇跡的に残っていたのだ。

 しかもそれは、今まで誰も聞いたことがないようなユニークな土葬法だった。
なぜ、どのような方法で土葬が敢行されたのか、遺族と、弔いにかかわった関係者の証言を、2回にわたってリポートする。

 後編はこちら『現存する「土葬の村」に、150年前から続く「死者の祭」とは? 』
 ところは高知駅から北東に25キロ、険しい渓谷が続く山間部、長岡郡大豊町である。

 亡くなったのはK老人という。亡くなる数年前、二人の息子を呼び寄せ、「自分の入る棺桶を作っておきたい。それも土葬用の大きな座棺がありがたい」と告げた。

 座棺は、遺体を横たえて納める一般的な寝棺とは形が異なる。同じ直方体でも高さがあり、亡くなった人はこの中に胡坐(あぐら)座りした格好で納められる。

 別の日、老人は昵懇にしていた地元石材会社社長にも相談した。「私の入る特別な土葬墓地を作ってほしい。これを機会に先祖代々の土葬墓を整理して、墓じまいもしてもらえないか」と頼んだ。

 K老人は、大豊町の岩原という、ふもとにある平地部に暮らしていた。そして、土葬された墓地は、そこから約3キロ離れた大久保という地区の山頂近くにあった。

 2016年に土葬されたということは、土葬の実施時期としてはかなり最近のことだ。一昨年、私は日本における最後の土葬地帯を聞き取り調査し、『土葬の村』(講談社現代新書)という本にまとめた。この本で、日本国中から土葬はほとんど消滅したと書いたが、まだ四国の山中に残っていたのだ。

 しかもK老人は生前、かねてより周到に自分のお葬式の準備をしていたという。どんなやり方で土葬と墓じまいの両方をやり遂げたのか、話を聞くべく高知へと向かった。
 高知駅からJR土讃線を特急でおよそ30分、大豊町の大杉駅で、水先案内人の中西三男さんに会った。Kさんの生前に遺影写真を撮ったカメラマンで、それが縁で今回の土葬・野辺送りの模様も撮影した。この記事の貴重な写真のいくつかは同氏の手による。

 中西さんの紹介で、亡くなったK老人の次男の正行さんに会い、生前に座棺を作った経緯について話を聞いた。同氏は、喪主を務めた三男の兄にあたる。

 「父は棺桶の材料にこだわって、日本三大杉の一つといわれるやなせ杉を選びました。この銘木で棺を組み立てました。一本の釘も使っていません。この杉材を家督を継いだ三男が探し出し、大きな座棺を完成させました」

 特製の巨大座棺は、高さ約1メートル、縦横の長さは約70センチで、厚みが5センチほどある。

 これは、かつて土葬でよく用いられた座棺のサイズと比べてかなり大きい。私の調べでは、座棺のサイズに、高さ二尺三寸(約70センチ)、縦横の長さ一尺八寸(約54センチ)というのがあった。それぞれの寸法は地蔵菩薩の縁日の二十三日、観音菩薩の縁日の十八日にちなんでいる。

 しかし、これだとかなり狭く、遺体を納めるのにたいへん苦労する。実際に、このサイズの座棺に亡くなった父を納めたことのある他県の経験者に聞いたところ、「父の背骨が砕けるかと思ったほど、きつく背中を押して納棺した」という。
これに比べると、K老人の座棺はかなり大きい。

 「父は以前から、窮屈な座棺には入りたくないと言っていました。父は自分の母が亡くなったときも、ゆったり入れる大きな座棺を設計していました」と次男氏は言う。

 ちなみに、今日よく使う寝棺のサイズは長さ約1.8メートル。昨今の日本人の身長を考えると、現状のサイズでは狭くなってきているが、火葬炉の大きさの関係上、寝棺のサイズは制限を受ける。その点、土葬の場合、サイズを自由に選べると言える。

 特製座棺は、K老人が亡くなる約3年前に完成し、自宅に運び込まれた。座棺の蓋を開け棺の中をのぞいたとき、分厚い棺のふちに置いた老人の両手が小刻みにふるえたという。自分が死後入る棺を目の当たりにして、どんな思いがかすめたろうか。

 それから亡くなるまでの3年間、老人は自宅で巨大座棺とともに暮らした。生前から長持ちのような箱を準備し、ふだんは長持ちとして利用し死んだときに棺桶として使う例は、たまに他県の弔いの事例でも見出せる。生前に棺桶を作り自分が死んだことにすると、長生きできるという言い伝えもある。いったん死んだことにして生きなおすという意味で、これを「擬死再生の儀礼」という。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/9ca1a8a1f51318fbcb5faba52c5f6e2a9efcdb4b

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 民藝・イズ・ビューティフル。 日本文化と黒人文化が融合する「アフロ民藝」とは?
    2024-05-30

    『ボールアンドチェイン』南Q太著 評者:三木那由他【このマンガもすごい!】
    2024-05-30

    幸田文の名言「台所に立てば、…」【本と名言365】
    2024-05-30

    【光る君へ】平安時代、強烈なエピソードで知られた2人の受領とは
    2024-06-01

    映像化は「作家の意向第一」と小学館が指針
    2024-06-02

    中国でドラえもん映画が興行首位 国際こどもの日に12億円
    2024-06-03

    河合隼雄賞に八木詠美さん「休館日の彼女たち」、湯澤規子さん「焼き芋とドーナツ」
    2024-06-02

    文科相、佐渡金山の果報待ちたい ユネスコの評価、近く判明
    2024-06-03

    「2億円トイレ」のイメージ図など公開 大阪・関西万博
    2024-06-04

    第34回福岡アジア文化賞受賞者が決定。大賞は真鍋大度
    2024-06-04

    「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」(東京国立近代美術館)開幕レポート。トリオで再発見する3館のコレクション
    2024-06-05

    「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ 2024」の大賞が発表。等身大のセラミック彫刻を制作したアンドレス・アンサが受賞
    2024-06-05

    「UESHIMA MUSEUM」が開館。屈指の現代美術コレクションを一般公開
    2024-06-05

    エドガー・サラン個展「EDGAR SARIN ー HUNKY DORY」(VAGUE KOBE)レポート。展示空間の可能性やその調和の在り方を問いかける
    2024-06-04

    多摩美術大学がAIやサーキュラーなど5つの最先端のテーマを研究するプラットフォームをスタート
    2024-06-04

    105歳で死去した画家弥勒祐徳さん おごらず、黙々と、ひたすらに神楽など描く
    2024-06-05

    藤井、棋聖戦5連覇へ白星発進
    2024-06-06

    なぜ、いま「先住民の現代アート」なのか? 『美術手帖』2024年7月号は、「先住民の現代アート」特集
    2024-06-06

    佐渡金山、世界遺産登録に向け「追加情報の提出」求められる
    2024-06-06

    向田邦子の名言「…これが私の料理のお稽古なのです。」【本と名言365】
    2024-06-07

    ©  Dopu Box
    💛