福岡キワニスクラブ「バタフライ・プロジェクト」

蝶々は輪ゴムを動力に飛ぶプロペラ模型飛行機と同じ原理。キラキラ輝く厚紙を切り抜いて4枚の羽根を作り、針金の胴体に輪ゴムで留めれば完成。一見簡単な作業だが、会員たちは慣れるまでに1体当たり20~30分かかったという。
「子供たちにいっぱいの笑顔を届けます」と書いたメッセージカードと飛ばし方の説明書を添えて贈る。これまでに福岡県内の幼稚園や子供食堂に計500体届けた。
現在世界90カ国で活動するキワニスクラブ。病院で子供たちに治療方法を説明する際に使う手作り人形「キワニスドール」の寄贈で知られる。福岡の会員たちは「福岡発のプロジェクトを全国、世界に広めたい」と意気込んでいる。問い合わせは同クラブ事務局(fkiwanis@blue.ocn.ne.jp)まで。