浄土目指した「渡海上人」供養 紀伊、世界遺産の寺で
本堂での法要後、裏山にある上人らの墓前で高木智英住職(40)らが読経した。高木住職は「上人信仰を後世に伝えたい。ロシアのウクライナ侵攻や新型コロナウイルス禍が早期に終息するよう、併せて祈願した」と話した。
寺によると、平安時代から江戸時代までに、近くの浜から浄土へ向けて20人以上が旅立ったという。存命で舟に乗った僧は、わずかな食べ物と水に明かり用の油を載せ、経を唱え続けたと伝わる。
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